網走市にある牛渡水産、「ケダマ(kedama)」の美味しさを全国に届けたい♪
牛渡貴士さんは大学卒業後、建築業界でお仕事をしていましたが、平成27年に家業の水産会社を引き継ぐためふるさと網走にUターン。牛渡さんは水産物に「付加価値を付けることが大切」と考え、カニ1尾の剥き身とミソを全て甲羅に盛りつける「カニの甲羅盛り」をつくろうと決心します。
探究心旺盛な牛渡さん、工場のみなさんと共にさまざまなカニで甲羅盛りをつくってみました。そうしていくうちに「網走前浜産の毛がに」でつくった甲羅盛りが一番美味しいことに気づきます。ところが、毛がにの甲羅盛りをつくるためには大変な手間と技術を要しました。試行錯誤を重ねること「2カ月」ようやくカニの甲羅盛りが完成!後に網走市が「ふるさと納税」においてお礼の品を贈ることを開始することを知ります。「自分たちが食べておいしい蟹の甲羅盛りを世に出したい!」「この美味しさを全国に届けたい♪」との思いから「ふるさと納税のお礼の品」として出品する決心をするのでした。
そこで牛渡さんは商品のネーミングをどうしようか悩みます。
とにかく記憶に残る3文字にはしたい!候補には「毛がにボール」や「毛まり」もありましたが、最終的に「毛がに」で作って「出来上がりが球状」だから毛がにの「毛=ケ」と「玉=タマ」で「ケダマ」が誕生するのでした。せっかくなので、カタカナの「ケダマ」と英語表記の「kedama」は商標登録もしちゃいました!と牛渡さん。
「ケダマ」は網走前浜産の「毛がに」にこだわり毛がに1尾分の「剥き身」と「蟹ミソ」を美味しくギッシリ詰めて製造します。そんなこだわりの製造方法を紹介します。
【こだわり その1「セリ~下処理~釜ゆで~冷却」】
セリ買受人として自らが海産物の買付けし、自らの工場で加工販売まで行います。
買い付けた毛蟹はすぐに自社工場へ搬入します。1次チェックで通った毛蟹は活〆した後、綺麗に洗浄・下準備を済ませ、大事な「毛がに」を磨きます。その後、脚が折れていないかを確認し、大きな丸釜へ入れて茹で上げます。みずみずしさと味わいが失われぬよう温度・時間・塩分濃度に気を使い茹で上げます。
茹で上がった最高の素材はここでも再度破損がないかチェック。冷却水をかけ身離れが悪くならぬよう、そして余熱で余計な蒸し上がりを防ぐため慎重に冷やしていきます。
【こだわり その2「身の取り出し~甲羅詰め」】
「毛がに」の身はとても繊細です。口に入れた瞬間に食感・味わいが伝わりやすいよう、バラバラにせず、各部位毎に原形のまま取り出します。この原形のまま取り出すという技術は思いのほか難しく、これを実現出来たのは、長年培ってきた技術を持つ私たちの心強いスタッフのおかげです。
取り出した蟹肉は甲羅の中に詰めていきます。冷凍から解凍した際に身が固くならぬよう、また、味わいが残るよう、型どっていきます。全ての身を詰めると甲羅に乗せる際にはかなりの量になりますが、押し詰めてしまうと身が潰れて固くなるため詰作業にも繊細な技術が必要となります。
『甲羅盛り』と一言でいうと単純に甲羅の中に身が入っている。と思われますが、「ケダマ」はこういった部分まで意識してこだわり、製造しています。
ご自宅に届きましたら、召し上がる日の前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、半日~1日ゆっくり解凍しますと美味しく召し上がれます。お好みに合わせて酢醤油でもお楽しみいただけます♪
最後は日本酒を少々入れて〆♪
ご自宅に届きましたら、召し上がる日の前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、半日~1日ゆっくり解凍しますと美味しく召し上がれます。お好みに合わせて酢醤油でもお楽しみいただけます♪
最後は日本酒を少々入れて〆♪
数ある自治体の中から網走市に寄附していただきまして誠にありがとうございます。
これからも貴重な財源として活用させていただきたいです。
私共も、皆様に喜んでいただける商品作りをしていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
事業者名 | 有限会社牛渡水産 |
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連絡先 | 0152-44-5084 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 日曜日・祝日 |